社員紹介(I.A)

PROFILE

社員紹介(I.A)

I.A

2014年入社 CES事業部

今までの仕事で一番印象に残っているエピソードは?

入社4年目の頃に担当させていただいた「訪問美容師」という仕事の募集です。

訪問美容師は介護施設などへ赴きヘアカットを通してメンタルケアまで行う社会的意義の大きい仕事です。もともと美容師という職業は資格職である上に離職率も高いため、採用難易度の高い募集です。中でも訪問美容師は、美容室のような専用の設備がないため、常に中腰で施術するハードワーク。採用に成功した事例を社内で見つけられないほどの難易度でした。

一方、クライアントは重度のヘルニアで、医師から「即手術しないと一生車いす生活」と宣告されるも「“施術を通して生きがいを作る”という使命を果たすのが私の人生の役目。施術に穴をあけるわけにはいかない。後任が見つからないなら腰が壊れても辞めない」と信念を貫いておられました。正直、衝撃的で。「一生歩けないんですよ!?そんな簡単に採用できませんよ!?」って思いました(笑)でも同時に「この人の使命感に応えられないならば、私の日々になんの意味があるだろうか」と感じました。この人の使命を全うさせることが、私の求人広告営業としての使命だと思ったんです。

絶対に採用成功しなくてはいけないプレッシャーの中、3時間以上のインタビューを行い、考え抜いた末の原稿を掲載しました。原稿を入稿する時は手が震えましたね。私の仕事に、クライアントの人生がかかっているんですから。

祈るように進捗を見守り、結果、相場の15倍の応募を獲得し採用成功。

無事にクライアントの使命を守ることができました。応募者からも好評で「ずっと興味のある仕事だったが二の足を踏んでいた。しかし原稿を読んで今がチャレンジすべき時だと感じた」なんて言葉をもらうことができました。いろんな人の人生の転機に立ち会う機会に恵まれた仕事であり、自分自身の使命を意識した瞬間でもありました。

最も大きな壁を感じたのはいつ? どのように乗り越えた?

入社1年目の頃ですね。私、超売れない営業で…。

同期たちは順調に業績を上げていたので、焦ったし自分に失望していました。今思い返しても、サボっていたわけでもなく、しっかり頑張ってましたね(笑)けど、どうしても上手くいかなかった。めちゃきつかったです。そんな時、同じチームの先輩をはじめ、他チームに所属する先輩・上司までもが手間や時間を惜しまずにアドバイスをくれたんです。絶対、どの先輩も忙しかったはずなのに。いろんな人の力を借りて、少しずつ業績は好転。初めて目標を達成した時、育成担当の先輩が「自分の達成の何倍も嬉しい」と言ってくれたのを覚えています。

やがて私も先輩になり、アドバイスする側を経験すると尚更「あの忙しい局面でニコニコ指導してくれてた先輩達すごい!」と思いました。感謝しかありません。と、同時に「あの時の私と同じようにキツい思いをしている子を助けたい」とも思います。当時あんなにキツかったのに、今の私はとても楽しく仕事しているから「そういう未来が待ってるよ」って早く教えてあげたいんです。みんなが楽しく仕事できるように、私が助けになれるなら、手間や時間なんてなにが惜しいでしょうか。多分、当時の先輩たちもそう思ってくれてたのだと思います。

弊社の社員であれば、誰でも「しんどい時に先輩や仲間が助けてくれた」経験を持っていると思います。だからこそ自分たちが先輩になったら惜しみなく後輩を助けたいと思っています。仕事をしていれば必ずなんらかの壁にぶつかりますが、絶対に助けますので、安心して挑戦して欲しいですね!

今やっている仕事を教えてください!

地域密着で企業・店舗の課題解決をお手伝いする「エリアサービス事業部」の営業一部・部長をしています。主に担当組織の業績管理、中長期戦略の立案・実行、人材育成などをしています。

今までどのような「学び」の場がありましたか?

研修などはかなり幅広くある会社ですが、私にとって大きく転機となった学びの場は2つです。1つは入社3年目の頃、サークル活動で参加した「ビジネスの鬼サークル」です。ヤバい名前ですよね(笑)みんなで楽しくお酒を飲みながら、しかし真剣にロジカルシンキングや経営戦略について学んだりディスカッションする場でした。

初めてビジネス書というものを読んでみて「仕事ってこうやって勉強することもできるんだ」という気づきがありました。今思うと実務以外で「仕事を学ぶ」という経験をあの年次で得られたのはとても良かったです。その後の社会人生活の中で成長したいと強く思った時に、勉強という選択肢が増えました。

2つめは4年目から2週間に1回のペースで参加していた研修です。コンテンツは様々でしたが、ベースはロジカルシンキングなど、ビジネスの鬼サークルでやっていたことの発展形みたいな研修でした。研修頻度が高かったのもあり、サークルの時よりも理解が深まってとても手ごたえを感じる場でしたね。「成長するって、なんて楽しいんだろう!」と思い始めたのもこの研修に参加した頃から。実はこの研修も鬼のようにハードだったんです(笑)もう毎回課題に悩むし、超大変。なのにめちゃめちゃ楽しくて。研修の度に、昨日までできなかったことができるようになった!すごい!感動!ってなるんですよね。

仕事における楽しさって、こういう成長感に詰まっているんじゃないかと個人的には思っています。だから弊社は理念に基づいて、研修という名の投資をしているのかな、と。もちろん個々の成長が組織としての成長に繋がっているのもありますが。何年目になっても、壁にぶつかって、乗り越えて、成長を感じるというのは楽しいです。壁が現れるのはやっぱり嫌だし怖いけど、私はもうそれが「成長チャンス」と知っているので、「OK、次のチャンス見つかったね、いっちょ乗り越えますか~」ってなります(笑)

次はどんなことにチャレンジしたいですか?

今ちょうどチャレンジ中なのですが、ビジネスをより深く学ぶため、社会人向けの大学院に通っています。今までの学びの場のおかげで、私にとって大きく成長したい時に学びに行くことはわりと自然な選択肢で。仕事をしながら平日の夜はオンラインクラスや自習、土日は通学で勉強しています。ぶっちゃけ結婚したばかりで仕事と学業の両立をスタートするなんて、自分でもちょっとどうかと思ったんですが(笑)

ちょうど在宅勤務がスタートし通勤時間が減ったことで勉強しやすくなったことと、マネージャー以上が使える弊社の「自己啓発教育補助金制度」が適応できるのを知って、チャレンジすることを決めました。全部同じ流れで申し訳ないんですけど、これまた自分を追い込む生活なんですが、超楽しいんです。通い始めて1年、自分の考え方や、仕事のスピードや生み出せるパフォーマンスが大きく変わった実感があります。まだまだ未熟ですが、少しずつ”自分のなりたい自分”に近づけている感覚があります。

大きくジャンプするために、大きくしゃがんでいるのが今です。社内の研修などで”大変な思いをしてでも学ぶ価値”を既に知っていますから、思い切ったチャレンジができたんだと思います。

学生のみなさんへメッセージをお願いします!

仕事を楽しむって、簡単なようで実は難しいです。でもせっかく1日8時間(弊社では7.5時間)を使うのであれば、なるべく楽しく過ごせたらいいですよね。仕事における「楽しい」の定義は、会社や人によって異なると思いますので、ぜひ自分の楽しい瞬間・きついと感じる瞬間を分析してみてください。それにより皆さんの「楽しい」とマッチする仕事が見つけやすくなると思います!