【次世代の採用に注目】新規事業の展開で変わる未来
PROFILE
T.S.
2014年入社 HRコンサルティング事業部
今取り組んでいる新規事業について新規事業について教えてください。
特定の分野で高い専門性を持つ『特定技能外国人』の人材紹介サービスを始めました。実際、国の政策として特定技能外国人の受け入れ枠は今後5年間で20万人から80万人に拡大される見込みです。少子高齢化が進む中、日本ではまだ外国人採用に対する取り組みを行っていない企業が多いですが、グローバル人材の受け入れは今後ますます重要になると考えています。特に人材不足が深刻化している飲食業や宿泊業などでは、採用活動における常識となる日も近いでしょう。大手企業は既に導入していますが、中小企業はまだその対応が遅れているのが現状です。「外国人だとコミュニケーションが難しいのでは…」というイメージが一定数ありますが、そうでもありません。私は実際に特定技能外国人の方々と接する機会がありましたが、日本語での読み書き・会話において何ら問題はありませんでした。むしろ非常に前向きに働こうとする、良い人ばかりでしたよ。ただ先ほども話した通り、企業側はまだ不安や抵抗を持っている一面があります。それをどう解消していくかが、今後の鍵ですね。
初期段階で特に力を入れた取り組みは何ですか?
まずは営業メンバーに対して「特定技能外国人とは?」という基礎知識をインストールしてもらうことから始めました。勉強会を開いたり、資料を提供したりして、段々とお客様との会話の中で外国人採用のニーズをヒアリングしてもらうように動いています。プロジェクトが始まってまだ2ヶ月ほどですが、おかげさまで10件以上のアポイントに繋がっていますよ。サービス導入までは至っていないものの、企業と対話を重ねる中で5年後・10年後という中長期的な採用計画を具体化する手応えを感じています。
やりがいを感じる部分や瞬間は?
これまで手がけてこなかった“外国人採用”という領域に挑戦できるところが、とても面白いです。特に、人手不足で悩む企業が見逃していた採用の可能性を発見し、新しい視点から最適な提案を行うことができるようになったことは、大きなやりがいですね。新しいビジネスに挑戦することで、自分たちが扱えるサービスが増え、企業とのコミュニケーションがより深まっていると感じています。今後の目標について教えてください。
まずは実際にサービスを導入していただける企業を増やし、実績を積み重ねることが短期的な目標です。長期的には、外国人労働者の支援実績で日本トップを目指したいと考えています。特にサービス業などでは人手不足が深刻化しており、外国人労働者の活用が避けられない状況です。このプロジェクトは、日本全体が持続可能な社会を築くために、非常に重要な役割を果たすと信じています。
さいごに若手社員や学生のみなさんへメッセージをお願いします!
会社の成長、そして自分自身の成長には変化を受け入れ、新しい挑戦に果敢に取り組む姿勢が欠かせません。決まったことを繰り返すだけでは、これからのビジネス環境で活躍することは難しいでしょう。そのためみなさんには、自分の興味や関心のある分野で積極的に挑戦し、未知の領域に飛び込むことで、自分自身を成長させてほしいと思います。新しいビジネスやプロジェクトに取り組むことは、必ずキャリアの大きな糧になるはずです!